上のテレビをクリックすれば各作品の紹介ページへいけます


120円の恋人

120円の恋人
・自動販売機

◆解 説
TX系「アイドルをさがせ」のDVDに収録するため製作されたショートドラマ。
製作依頼があったのがロケ日まで6日という急なスケジュールで製作された。
なお、ストーリーのヒントは秋葉原にある自販機が大量に並ぶ裏通りの風景である。


120円の恋人
・発電中

◆あらすじ
時は昭和81年(西暦2006年)世界は不況にあえいでいた。日本でも失業率が20%を超え、職を失った人々はどんな大変な仕事でもあるだけで幸せであった。 更にこの時代、石油価格の高騰と原子力発電所の削減にともない、電気が配給制となり、街中のネオンが消え、人々の暮らしは質素な昔に逆戻りしはじめた。だが一度慣れてしまった便利な生活を人々はそう簡単には捨てきれない。

120円の恋人
・売り子

例えば自動販売機は表面上、電気仕掛けで動いているように見えたが、実は中に入った人間の”売り子”によって品物の売買が行われるようになったのである。だがこのことは自動販売機業者しか知らない秘密であった。

OLをリストラされた主人公・稲葉は生活のため自動販売機裏で”売り子”の仕事を始める。仕事の内容は自販機に投入されたお金の確認、にせ金の判別、押されたジュースを取り出し口へ落とすこと、当たりくじルーレットを強制的に”はずれ”にする裏操作、といった単純な作業だけであった。

120円の恋人
・青年

単調な毎日に人生の疑問を持ち始める稲葉、そんな彼女を優しく諭す先輩・前田。そんなある日、稲葉は青年に恋をする。それは稲葉の担当する自動販売機で毎日コーヒーを購入する青年であった。





◆出演
稲 葉   :稲葉 貴子
青 年   :児山 武志
先輩・前田 :中澤 ゆう子
タバコの売り子
ナレーション:山田 広野
紙コップ飲料の売り子:なにわ天閣
老売り子  :上原 袈裟俊
上司  :菊田 忠広


プロデューサー  :中澤 ゆう子
脚本、監督  :おおなりてつや


◆うらばなし
なにわ天閣
・なにわ天閣

売り子仲間役の山田広野さん、なにわ天閣さんはインディーズムービー監督として 一部でカルトな人気を誇る2人である。

戻る