![]() |
|||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
『画』『他』工事中(2002.04.21) |
■ストーリー
大山田の野望とは、サイボーグの力を利用しズワイガニを大量に捕まえ、安価に販売する組織「大山田カニ商会」の設立である。 それは学生時代、貧乏ゆえにカニを食べることが出来なかった彼と亡くなった彼の妹の悲願であった。 一方、柴田は大山田たちの隙をついて研究所から逃げ出す。 だが10倍の能力を持ってしまった彼女には様々な不幸が待ち受けていた。 ■ゲスト ☆紗智子(16) :柴田 あゆみの二役 大山田の回想シーンに登場。 大山田の妹。 病弱で若くして亡くなっている。 読書が好きで、将来雑誌の編集者になるのが夢である。 ☆町医者 :上原 袈裟俊の二役 大山田の回想シーンに登場。 紗智子の主治医。 柴田の祖父に似ているが気のせいである。 ☆看護婦 :司馬山 洋子の二役 大山田の回想シーンに登場。 柴田の母に似ているが他人のそら似である。 ☆大家(声のみ) :霧原 桂 大山田研究所の大家。 短期で喧嘩っ早い女性。 時々滞納している家賃の取り立てにやってくる。 ■アイテム
☆小説 大山田が貸本屋や友人から借りてきた本。 病床の紗智子にとって小説だけが病気の苦しみを紛らわせてくれる道具である。 特に太宰治や小林多喜二など昭和初期に流行した小説を好んで読んでいる。
☆カニ蒲鉾 当時はまだ珍しいカニ風味のかまぼこ。 形は似ているがカニの肉は全く入っていない。 紗智子はすでに週刊誌の記事でこのかまぼこの存在を知っていた。 ■うらばなし ☆下水調査隊 第2話大山田の回想シーンは、昔ながらの下町で撮影を行った。 撮影をしているとやたらと地元のおっちゃんおばちゃんに声をかけられた。 中には撮影隊を市役所の下水調査の御一行と勘違いして苦情を言っている方もいた。 ☆高級ガニコンツェルン 大山田カニ商会の名称は、撮影に入る一週間前まで「大山田高級ガニコンツェルン」という名称であった。 しかしコンチェルンがわかりにくいということからシンプルな「大山田カニ商会」に変更されたのであった。 第三話へつづけ>> |